勝率約50%のFXでなぜ90%の人が勝ち続けられない理由
こんにちはこーすけです。
今からあなたにFXで勝ち続けられるようになるための方法を伝授します。
この技術を身につけ、実践することによって
FXの世界で9割以上と言われている負け組から抜け出して勝ち続けられる1割への道が、あなたの頭の中に出来上がります。
なので今から
・FXを始めようとしている人
・初めて見たけどなんだかうまくいかない人
・FXの仕組みがわかっていない人
・現在、うまくいってない人
はこのコンテンツをしっかり読み、体にしみこませて実践してください。
そうすることにより、あなたは勝ち続けられている上位1割への道が見え、その道を駆け抜けることができるでしょう。
逆にこれを実践できなければ、あなたはいつまでも負け組9割からぬけだすことはできません。
この内容を頭にしっかりインストールして、あなたも負けない(上手な負け方ができる)トレーダーを目指しましょう。
それでは参ります。
※このコンテンツは一番最初にして一番大切の部分です。
ミスを無くす
今からFXにおいて一番大事な事をお話します。
それは「ミスをなくす」ことです。
FXでのミスとは、根拠もなく相場観や気分でエントリーすることです。
FXでやることはたったの2つです
・エントリーをする
・決済をする
エントリーと決済は両者とも極めて難しいですが、どちらが難しいかというとエントリーの方が難しいです。
もちろん決済も難しいです(後に詳しく説明します)。ですが、エントリーしなければ、決済は発生しません。それに、相場がとても危険な状況であってもエントリーってできちゃうんですよ。
なので、ここで言いたいのはよっぽどの良い相場でない限りエントリーするなということです。勝ちたければ負けなきゃいいし、負けたくなきゃ勝てそうな勝負しかするなってことです。
説明が分かりづらいと思いますので、FXの世界をテニスに例えて説明します。
FXの世界はアマチュアテニスと似ています。プロとアマチュアのテニスを比較すると、プロのテニスは「勝者のゲーム」と言われています。ゲームの結果は勝者の行動によって決まります。勝利は相手よりも多くの点を取ることが出来るかによって決まります。
一方アマチュアテニスは「敗者のゲーム」と言われています。
良いプレーや長いラリーは滅多になく、ボールはしばしばネットにひっかかり、コートの外に出ます。そう、アマチュアテニスは敗者側のミスによって決まります。
FXの世界もアマチュアテニスと一緒です。お金を稼ぐ目的で常に新参者が参入してくるのがFXの世界です。そこには勝ち続けている1割のプレイヤーが常駐しており、あなたの大切なお金を狙っています。
FXの初心者はアマチュアテニスプレーヤーみたいなものです。FXのルールも知らず、外国為替市場の勉強もせずに、この世界に繰り出せば、一瞬で丸裸にされてしまいます。
誰もが経験するであろう事ですが、出来るなら経験しない方がいいと思います。だって投資って自分の“資金”を“投げて”モニター越しにいる「プロ」と戦うということです。
その資金が無くなれば、戦うことすらできなくなるわけです。
YouTubeにいるFXのプロを見るとFXの世界は煌びやかな世界に見えますが、やっていることは戦です。ロケットランチャーを持ったプロに丸腰で挑んだところで、既に勝負はついています。
まずは勝てそうな相手のみを選択して、その相手だけと勝負しましょう。そしてその資金はあなたのステータスとなり、やがてプロと戦える日が来るかもしれません。
ルールを学ぶ
ここで言うルールとは戦うための知識です。いくらステータスが高い(大金がある)からといって、知識がなければ、その高いステータスはやがてすべてむしり取られて一文無しになってしまいます。
どこの会社にもいる無能な上級管理職と一緒です。管理(物事をあるべき状態に維持すること)という意味も知らずに、部下からの反感をかいながら、良い給料をもらう人です。自分より上の立場の人にゴマをすって、自分の地位を確立してきたハリボテ人間です。
日本の会社では未だに年功序列の色が強いので、中身のないステータスを保つことはできますが、FXではそうは行きません。しっかりと知識があり、それを実践とともに積み重ねることをしない限りFXで勝てるようになることは無いでしょう。
知識も実績もない人がFXを始めるとどうなるかを、自動車の運転に例えて説明します。
FXの取引は自動車の運転に似ています。と言っても自動車のマニュアル運転よりはとても複雑です。自動車は操作方法や交通ルールを知らないまま運転すると簡単に交通事故を引き起こします。
そのため、国の法律で免許がない人は、自動車に乗ってはいけないことになっています。自動車免許を取るためには、教習所で実際に講習を受け、操作方法や交通ルールをきっちり学ぶ必要があります。そして実費でテストを受けて、合格した時に初めて自動車を運転する事ができます。
FXで負けている90%の人は、この教習所に通い自動車の操作方法や交通ルールを学び、免許を取るということを、すべてすっ飛ばしています。そう、ルールを学ばずにFXを始めるということは、無免許運転をしているのと同じということです。
口座を開設してお金を入金すれば、いきなり高速道路に出られてしまいます。実際にほとんどの人は運転技術と交通ルールの理解がゼロのまま、「億万長者」という目的地のみを見据えた状態で、ワクワクしながらガソリン満タンのフェラーリに乗り込み、エンジンをつけて、シートベルトもしないままフルアクセル。
事故を起こさないわけがないですよね(笑)。俺は事故を起こしながらFXを上達させると思っている人もいると思いますが、それ以前の問題です。そして何より最初の頃のボクもこう思っていました。
だからこそ、私たちは一つずつ確実に技術とルールを習得していく必要があります。面倒であろうとも、決して焦らずに。じっくり一つ一つ。実際にこの方がFXで勝ち続けられない90%から抜け出すのは早いです。ルールを学ぼうとしない人は、払い終わることのない青天授業料を一生払い続けるということになります。
駐停車禁止の路肩に何年もマイカーを駐車し続けて、駐車違反きっぷを切られて、終わることのない違反料金を自ら課しているようなものです。
外国為替市場はあなたの財産を虎視眈々と狙う、プロがたくさん身を潜めています。ちょっと気を抜けばあなたの財産はすぐにプロのもとへいきます。
まずはルールをしっかり学び、1からコツコツと技術を身につけましょう。
これがFXで勝利する最短最速の近道です。
「負ける」を学ぶ
ここはあなたに一番抑えていただきたい重要なパートです。なぜなら人間であれば、誰しもが備えている意思があるからです。その意思をモデル化した言葉を「プロスペクト理論」と言います。
そしてFXをするに当たって、このプロスペクト理論の呪縛から解放されない事には、負け組9割から抜け出すことは、ほぼ不可能です。
そしてこのプロスペクト理論の呪縛から解放されるには、尋常じゃない鍛練が必要です。正直ここが「プロとの分かれ目」と言っても過言ではないと思います。
先に簡単にお話すると、この呪縛から解放されるためには、あなたのお金に対する、ありとあらゆる「欲」を、完全にコントロールできる精神力が必要になります。
先ほどまではエントリーの話をしてきましたが、このパートでは主に決済の話です。
・損切りとその難しさ
・極めて重要なプロスペクト理論の2つの特性
・「損しないこと」を目的とした愚策
最後にプロスペクト理論を実践しきれなかった私こーすけが実践して、利益を出せるようになった対策方法をお伝えして締めようと思います。
初心者の方でもなるべく分かりやすいように、可能な限り簡単に説明しますが、少し難しい話も入ってくるため、ご承知おきください。それでは始めます。
損切りとその難しさ
FXに限らず投資の世界で一番といっていいほど大事なことがあります。それは「損切り」です。あなたが、FXをすでに始めているならすでに経験済みかと思います。FXを始めていない人でも、何となく意味を分かるかと思います。
「損切り」とは損失が出たときにポジションを売却して損失を確定させる行為です。つまり自分で自分の「負け」を認めることです。「損切り」は、トレードの損失を小さくするのが目的です。具体的にどのような行為かというと、ポジションが損失を抱えている時に決済ボタンを押すことです。
このように聞くと簡単に聞こえますが、頭で理解はしていても、トレードに落とし込むのは非常に難しく、FXで勝ち続けられない9割の人々全員を苦しめています。
なぜ人々は損切りできないのか?
必要なことだとわかっていても、なぜ「損切り」を実行に移せないのか?
それはプロスペクト理論と深いかかわりがあります。プロスペクト理論とは簡単に言うと人間の生まれ持った行動性質のようなものです。なので人間である以上、無意識に「損切り」を拒んでしまうのです。
損切りができないのは、あなたのせいではありません。負けず嫌いなどの性格的な所も要因の一部として存在します。しかし損切りができない要因の大部分は「あなたが人間だから」です。
今からあなた(ボクもです)が人間であるがゆえに損切りが出来ない理由を、プロスペクト理論にある2つの特性に沿って説明していきます。この説明はあなたが人間を卒業する(損切りができるようになる)ための必達事項です。何度も読み返し、あなたの心や脳みそ、そして体全体にこの考えを刻み込んでください。
極めて重要なプロスペクト理論の2つの特性
私は初めてプロスペクト理論という言葉を聞いたとき、「?????」となりました。
すでにFXを始めているよという方であれば、聞いたことがある人もいると思いますが「聞いたこと」があるだけで、内容を理解して実践出来ている人はいないでしょう。
なぜなら先ほども申したとおり、プロスペクト理論を理解して自分とトレードに落とし込めている人は、すでにプロ、もしくはそれに近いレベルの高いトレーダーなので、この教材にたどり着かない(はず)です。
それくらい重要なプロスペクト理論の中に、FXで必要不可欠な2つの特性があります。それは
・感応度逓減性(かんのうどていげんせい)
・損失回避性(そんしつかいひせい)
です。順に説明していきます。
感応度逓減性(かんのうどていげんせい)とは
感応度逓減性とは扱う金額が大きくなると、損得のインパクトが減少するという心理的理論です。言葉だけだとわかりづらいので、2つの買い物をする時の感情を比較して、理解を深めましょう。
※比較する対象が悪い、値下げ率では・・・と感じるかもしれませんが、我慢してそのまま読み続けてください。
買い物1
スーパーで玉ねぎを買うとします。普段は1個40円の玉ねぎがその日は、たまたま20円で販売されていました。「安い!20円も安くなっている!」
買い物2
あなたはには妻、子供がいて人生で最大の買い物である「家」を購入しようとしています。現在はローンの仮審査も通り、不動産の担当者と価格(値下げ)の交渉中です。
見積書に提示されている金額は総額で4000万円です。必死に値下げ交渉したにもかかわらず、担当者からは「3980万円が限界です」との回答でした。「ちぇっ!たった20万円かよ」
この二つを比較してみましょう。買い物1では20円で得を感じたのに、買い物2では20万円で得を感じませんでした。これが感応度逓減性です。
この理論がFXでどのように重要であるかお話します。
あなたが1ドル=100円の時に買いでエントリーしましたが、あいにく下がってしまいました。含み損は50万円です。そんな時、自分の心の中には悲しみや悔しさが育ちます。そしてさらに下がり続けて、含み損が100になると悲しみが増します。150万円まで損失が拡大すれば、さらに悲しみが深くなります。
しかし含み損が
・0円→-50万円まで増えた時と
・-50万円→-100万円まで増えた時
・-100万円→-150万円に増えた時
では含み損はどれも同じ-50万円ですが、悲しみ具合って違いませんか?
そしてそれは含み損の金額が増えれば増えるほど、悲しみは薄れて行きませんか?
これが感応度逓減性の怖いところです!
この「悲しみ」という感情を移り変わりは、トレードにこのような影響を及ぼします。
・0円→-50万円の時
損益0円からの含み損は悲しみがとても大きく、早めの損切りを妨げます。
・-50万円→-100万円
金額は増えても最初ほど悲しみは感じません。故に損切りを先延ばしします。
・-100万円→-150万円
最初と比べると悲しみはほとんどありません。「どうせくそポジだ!」と開き直り放置。
100万円の含み損の時点で損切りが出来れば、傷は浅く済みます。しかしこの時点ではすでに、含み損の痛みに対する耐性ができてしまっているため、「もしかしたら大逆転が!?」というわずかな望みにかけて損切りが出来なくなってしまいます。
このような考えになってしまうと、副業ではなくギャンブルです。感応度逓減性がもたらす最悪のシナリオは強制ロスカット(強制退場)です。
自分は大丈夫だ!と思っている方でも、これは人間なら誰しもが持っている意思なので、必ず頭に入れておいてください。あなたの資金を守るための最大の防御壁です。
損失回避性(そんしつかいひせい)とは
これは漢字をよんでおおよそ察しが付くと思います。損失回避性とは、利益を追い求める事より、損失を避けるという人間の心理的傾向のことです。
人は損をすると感じたその瞬間から損失に対して「過剰に反応する」「不必要に保守的になる」「極度の恐怖心を抱く」といった心理状態に陥ります。
こちらも2つのできごとの感情を比較して理解を深めていきましょう。
できごと1
日本政府からコロナ対策で現金が支給されました。家族合わせて金額は50万円です。
できごと2
あなたは仕事の帰り道に運転をして、自宅に帰っている途中です。日頃の疲れからか、自宅付近の壁に車を正面からぶつけてしまいました。車の修理費用は50万円です。
できごと1とできごと2に発生した金額はどちらも50万円です。ここであなたに考えてほしいのが、
”できごと1の50万円に対する喜びを数値化して10だと仮定したら、できごと2の50万円に対する悲しみは10ですか?”
20とか30ではないですか?これが損失回避性です。同じ50万円でも利益と損失では「儲かる喜びを」よちも「損する悲しみ」のが絶対量が多いということです。
この損失回避性はFXのトレードに対して2つの影響を及ぼします。
1つめは小さな損のうちに損切りができにくくなります
感応度逓減性で説明した最初の-50万円の含み損のとき、もしもここから買値まで戻れば、20のかなしみが0になります。しかし-50万円が-100万円に増えた所で、悲しみ5しか増えません。
これを感情の天秤にかけると、損切りしないで放置した方が良いとなってしまいます。最初に含み損を抱えた時にはとてつもない悲しみを感じますが、損失が増えるにつれ、感情はどんどん鈍感になっていきます。最初の小さなうちに損切りが出来ず、損失が膨れるとさらに損切りしにくくなってしまいます。
2つめは利益を伸ばしづらくなります
ここでふたつの質問をします。
質問1
次の2種類の選択肢があります。あなたはどちらを選びますか?
・50%の確率で100万円がもらえるが、50%の確率で1円も貰えないくじ
・確実に50万円がもらえる
質問2
次の2種類の選択肢があります。あなたはどちらを選びますか?
・あなたには借金があります。50%確率で借金が帳消しか、50%の確率でそのまま
・あなたには借金があります。無条件で50万円を帳消しにしましょう
皆さんはどちらを選びましたか?
質問1で②、質問2で①を選んだ方は利益を伸ばすのも、損切りするのも苦手です。
実際に多くの人が、質問1では確実に50万円を貰える②を選び、質問2では借金がすべてチャラになる可能性のある①を選ぶそうです。
この質問のどの選択肢を選んでも、期待値は50万円です。しかし人は目の前にある利益は確実に手に入れようとする一方、借金や損失に対しては、すべてを回避する可能性に賭けてみたくなる傾向があるからです。
ここまでの話をグラフにしました。プロスペクト理論の「価値関数」と呼ばれるものを簡略化したものです。
FXで生き残っていくためには、プロスペクト理論を理解した上で、人間が持っている「本能」に背く必要があります。なぜなら、負け組の9割は本能のままにトレードしているからです。成功に必要なのは、常に大衆心理の逆を行くことです。
「損しないこと」を目的とした愚策
FXは利益を生むためのものですが、プロスペクト理論のとおり「損失回避」の本能が備わっているため、FXの目的が「損しないこと」に変わってしまいます。
FXで利益を生むためには、「自己規律」と「本能に立ち向かう強さ」が必要です。
そのためにまずは「いくらまで損をしてもいいか」を明確にしておきましょう。100万円の資金で取引していたら、「10万までは損してもいい」と思ったら、必ず損失が10万万円に達する前に損切りしましょう。
FX勝ち続けるために必要といわれているのは、どのようにして勝つかよりも、どのようにして負けないか、ということです。しかし負けを0にするというのは不可能です。プロトレーダーでも負ける時はありますし、トレード勝率でいえばプロトレーダーでも50%を下回るプロトレーダーも多くいます。
ではなぜトレードの勝率が50%を下回っていても通算で勝ち続けられるか?
それは「損切り上手」だからです。
損小利大という言葉を耳にしたことがありますか?
損失を限りなく小さくして、利益を最大まで伸ばすという考え方です。この言葉からも分かるように、トレード勝率が30%あるいはそれ以下でも、利益が損失のトータルよりも大きければ勝ちなわけです。
プロトレーダーに一貫して言えることは「負け方が非常に上手い」ということです。負ける時「どれだけ上手に負けることができるか」が勝ち続けられるようになる第一歩です。
私も損切りは苦手ですが、あなたが損切りを実行できるように、苦手なりに考えた対策をいくつか置いておきます。
・自分の直感を大切に
虫の知らせという言葉が日本にはあります。これはあながち間違いではないです。あなたの「直感」からのシグナルかもしれないので、軽視しないでください。嫌な予感がしたらすぐに決済。
・よけいな事を考えない
よけいな事を考え始める=感応度逓減性だと思ってください。ここで踏みとどまることが出来るようになれると、上位1割へ大きく近づくことができます。
・損切りはトレーダーの実力
これはプロトレーダーの方が私にくれたアドバイスです。正論だと感じました。自分の実力を上げるには、損切りの精度を高めて、上手な「負け方」を身につける。
まだ諦めないで!プロスペクト理論を理解しきれていないボクが実践している決済戦術
ここまでで負け組9割は、プロスペクト理論を理解していないから、上位1割に入れないと説明してきましたが、その中には「理解しようとしたけど駄目だった」という人も少なからずいるはずです。
基本的に「人間の本能に背け」と言っているようなものなので、理解できないのはおかしいことではないし、むしろ普通だと思います。かという私も、そのうちの1人です。尋常じゃない鍛練をこなした先に、やっと見えるのがプロの世界。どんなに頑張ろうとしても、本能には中々逆らえません。
・眠いのに「寝るな」
・お腹が減っているのに「食べるな」
・超絶美人な女性に誘われているのに「Hするな」
これと同じようなことを、常に意識しながらトレードできるのがプロです。しかも1日10時間以上も。相当な鍛練のなれの果てであると思います。
ちなみに人間には、トレードの技術に限らず、何か何か新しいことを身に付けるまでには、5段階のプロセスを踏む必要があると言われています。
1.無意識無能
自分がそもそも何をすれば良いか?すらわからなくなにもできない
2.有意識無能
何をすればいいかは分かるけれども、実際には出来ない
3.有意識有能
自分がやるべきことが分かっていて意識していれば出来る
4.無意識有能
自分がやるべきことが分かっていて意識しなくても出来る
5.無意識完全体
自分がやるべきことが分かっていて意識しなくても出来るということ自体を自身で理解している(生活の一部になっている)
プロになるには、この5つの段階をひとつずつ上に昇っていく必要があります。あなたがどの段階まで到達しているかは、あなた自身で判断しないといけませんが、すくなくとも3の有意識有能にならないとプロへの道は見えてこないでしょう。
あなたは今この話を聞いて、FXのトレードにおいてこの階段を「頑張って登ろう」と思いましたか?それとも逃げたくなりましたか?
私は逃げたくなりました。なぜなら自分の本能に無意識に背いてそれが日常になるのが想像できなかったからです。プロスペクト理論を理解しようと、何度かチャレンジしましたが、完全に理解までは遠かったです。
しかしそれでも諦めたくなかったボクは、悩みに悩んで色々な対策を重ねた結果たどり着いた答えは
「自分で決済をしなければ良いんだ!」
という答えでした。
今からその方法を皆さんに伝授します。
先ほどお話した、プロスペクト理論のふたつ、感応度逓減性と損失回避性はいずれも影響を及ぼされるのは決済の時のみです。なので私はエントリーした瞬間に利確、損切りを自動で決済できる様に設定する戦法を考えました。
こうすることによって、エントリーしたら利確、損切りラインを引いて、後は決済を待つだけという感じになります。私はこの戦法を取るようになってから、メンタルの負荷がとても軽くなったように感じます。
以前はポジションを持っているだけで、そわそわして本業の仕事に身が入らない状態でした。仕事に集中して2,3時間経過していた時、チャートを開くと「-15万円」とかざらでした(笑)。
そして、放置するにつれそれが、20万円、30万円と広がって行くのを見ると、かなしみが大きかったです。そして、泣く泣く決済した直後に急反発するみたいな(笑)。あなたも経験ありませんか?
このような事がボクの戦法を使うと、今よりもかなり少なくなくなります。そしてボクは、まさにこの方法で、月収30万円を稼ぎ続けています。
現在、トレードがうまくいっていない方は、是非試してみてください。今から始める方は、強制はしませんが、この段階を踏むことをお勧めします。
先ほどもお伝えした通りFXのプロは負けるのが非常に上手です。これに例外はありません。プロほど上手ではないけど、ある一定の所で勝手に負けるのは、損切りができない初心者よりもよっぽどプロに近いです。
まとめ
大分長くなってしまいましたので、内容を覚えきれない方もいると思います。なので、ここに今までの内容を纏めます。
・FXで一番大事なのはミスを無くすこと=根拠のないエントリーをしない
・取引を始める前にはルールを覚える
・重要な2種類のプロスペクト理論
感応度逓減性
負けている時、損失が膨らむにつれて損切りしづらくなる
損失回避性
小さな損のうちに損切りができなくなる
・利益を伸ばしづらくなる
・プロトレーダーに共通することは「負け方が非常に上手い」
・プロスペクト理論が理解できないならこーすけ戦術を使え!
以上です。このパートはFXで一番重要なのでしっかり理解しましょう。プロスペクト理論のことが頭にあるだけで多少なりとも冷静にトレードができます。わたしは、この部分こそがプロとの分かれ目ではないかと思います。
1万文字近い長文となってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。あなたがFXで勝てるようになり、人生に希望を見出せる時が来るよう、心よりお祈りします。
それでは失礼します。